「棒灸について;使い方の注意」

棒灸について

こんにちは!
先日配信させて頂いた通り、「棒灸の火消しツボが短かった為」にご不便をお掛けした皆さま、大変申し訳ありませんでした。
改めてここで謝罪させて頂きますm(_ _)m。

その後仕入れ先に電話をして、火消しツボの短いタイプの棒灸(写真1の左)を全部返品して、最近新しく出来上がった棒灸(写真1の真ん中)をお渡しできるようにしました。
今現在写真左の「短い火消しツボ」をお使いになっている飼い主さまは、誠に申し訳ありませんが、先日私がお伝えしたようにお手間が掛かりますが、宜しければお仏壇の線香を消す灰をご使用して頂いて、安心安全に使って頂けたらと思います。

ただ、棒灸に関してですが、一つだけ良い事があります!
左端と真ん中の新しいタイプの棒灸には、右端の10年以上お出ししていた棒灸には付いてなかった、体に当てる部分に「お灸の灰落ち防止用の網」がついていることです。

どの方もお忙しい中で、大事な子の為にお灸の時間を作って下さっているわけですが、お一人でお灸をしている時、動物さんが「熱いよ〜。」のサインで、ごそごそしてたりすると「何言ってんの!? 飽きたの?! ほらっ、ごそごそしないでちゃんと大人しくして!!」と、そのまま続けてお灸されたりして、火傷を負った動物さんを何頭か見ているんですね・・。
網が貼ってあるからと言って、絶対火傷をしないわけではないかも知れませんが、火傷をしても網がないよりは少し軽くなると思います。
特に煙が出ないタイプの炭灸(すみきゅう)は、落ちた灰にまだ火がついていることが多く、その灰に触れるだけで火傷をしてしまう事が考えられます。(炭灸に関しては、お灸の途中で灰を何度も落として頂くよう、飼い主さまにお願いしてますので、今のところ火傷のご報告はありませんが・・。)
ですので、網がある分ある程度は火傷の予防になると思います。

お灸はぬる過ぎたら効果が落ちますし、熱すぎたら火傷を負います。
動物さんは、熱くても熱いと言えません。
お灸の下に敷く赤い布は、火傷予防と共に遠赤外線効果を狙ってお出ししています。
お灸の最中は、棒灸の下の赤い布の下に手を差し入れて、直接動物さんの皮膚に触れて温度が適切かどうか必ずご確認してください。

以上、大事な動物さんの為に、よろしくお願い致します。

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