こんにちは!
毎日、寒いですね~・・・。
この一週間で急に寒くなったので、心臓病や癌などの慢性疾患を抱えつつ調子良かった子達も、食欲が落ちたり元気がなくなってしまうことがあります。(※印1)
若くて健康な子達にとってどうってことない季節の変化でも、病気を持った子達には打撃が大きいんですね・・。
鍼灸治療をしていると、「寒邪;かんじゃ」と「湿邪;しつじゃ(湿気)」の影響を受ける子が多いのを感じます。
やはり重度の病気を持っていても良い状態を保つのに一役も二役も買うのは、「お灸」や「マコモ」「マコーラ」かと思います。
(マコモやマコーラに関しては、別の機会に書きますね!)
前々回の「よもやま話」(12月7日掲載)でお伝えした15歳のキャバリアももちゃんですが、鍼灸治療と毎日の自宅でのお灸の効果で、周りの人から「前より元気になったね!!」と言われるそうです。
初診時にあった心臓弁膜症から来る心臓の雑音は、今もありますが、この一年半の間、エコーで見る限り心臓が大きくならず良い状態で保っているとの事で、現段階では投薬はしていません。(これも治療のみならず自宅でのお灸とマコモ・マコーラの効果大だと思います。)
さて、前置きが長くなりました!
今日はももちゃんではなくて、ももちゃんのお父さん(飼い主さん)の腰痛までお灸で治してしまったお母さんのお話です。
お父さんは元々腰痛持ちであり、数年前も酷い腰痛で治療に通っていた事があったそうです。
先日、またもや酷い腰痛になり・・・お母さんが「オーケー! 私に任せなさい!!」との事で、1週間ほど毎日1時間、ももちゃんにお灸をした後でお父さんにもお灸をされたそうです。
それで・・・なんと、腰痛はしっかり改善したそうです。
その話を聞いて・・・いやいやいや・・もう本当に頭が下がりましたね!
毎日、1時間お灸をされてたなんて・・・。
やっぱりお母さんは治療者ですね!
その話の後、こっそり私はそのお母さんに「治療院に掛かっていたと思って、一回5千円頂くってのは、どうですか~!?」とご主人からしたら要らないお世話をやいたほどです(笑)。
ホント、お母さんのお灸の力、スゴイですよね~!!
お灸は腰痛のみならず、いろんな病気に効きます。是非お試し下さいね(*^^*)。
※2、その子の状態でお灸をし過ぎるといけない場合もあるので、迷った時は近くの鍼灸をする獣医師にご相談下さいね。
※3、お父さんはお灸で治りましたが、もちろんお灸だけで治らない症例もありますので、その時は治療院に行って下さいね。ですが、どんな病気も長い間、放置するのではなく早めの対応が早く良くなるコツであることは確かですね。
ある夏の日に撮らせて頂いたものです。
いつも陽気なももちゃんも診察台に乗ると、このように治療モードになってくれます。
お灸をしながら、脉(みゃく)を取っているところです。