☆短くなってしまった棒灸の使い方☆

こんにちは、リリー動物病院 東洋医学クリニックの看護師 柴原です(^^)

皆様にご自宅でやっていただいているお灸ですが、
棒灸が短くなると、棒灸ヘルパーの金具に引っかからなくなってしまいます。

棒灸ヘルパー

このまま捨ててしまうのはもったいないですよね(>_<) そこで今回は使えなくなった棒灸を無駄なく使う方法を2つご紹介させていただきます(*^_^*)


ひとつめは棒灸と棒灸をテープでつなげて使う方法です★
(太乙薬條・irodori適用)

棒灸と棒灸をテープでつなげて使う方法棒灸と棒灸をテープでつなげて使う方法① まず用意して頂くものが、なるべく強力なテープ。
写真では分かりやすいようにカラーテープで巻いていますが、
ガムテープがオススメです!(当院では医療用の紙テープを使っています。)

② 新しい棒灸と古い棒灸(使って燃えた部分は綺麗に切りとって下さい)をテープで、ぐるぐる巻きます。
巻いた後は、ぐらつかないか必ず確認して下さい。

あとは、今まで通り棒灸ヘルパーに差し込んで使うだけです(^^)/

※テープの手前まで使ったら、テープの巻いてある部分はハサミで切って使っていって下さい。
(異常燃焼の原因になります。)


ふたつめは温灸ホルダーを使っていただく方法です★
(太乙薬條・irodori・スモークレス適用)

温灸ホルダーを使っていただく方法温灸ホルダーは中に短くなった棒灸を入れてお使い頂く道具です。

調節可能なゴムひもが付いているので、腰や脚などに装着できます♪

◇◇◇◇◇

まずは蓋を開けます① まずは蓋を開けます。

金具に棒灸を挟みます② このように金具に棒灸を挟みます。
金具の幅は調節可能です!

蓋をしっかり閉めて③ 蓋をしっかり閉めていただき、
温度は横と上の空気穴を使って調節できます。

使う時は赤い袋に入れて使いましょう④ 使う時は赤い袋に入れて使いましょう(^^)/
※赤い布には遠赤外線作用があり、効率を良くします。そして火傷防止の役割もあります★


これで棒灸を無駄なく使うことができます★
棒灸をお使いになられる際は、火事・火傷に十分にお気を付け下さい(^^)

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