前回のコラムでお伝えした通り、このセミナーは、ある飼い主さまが「中医学の勉強をしたいので、この辺で勉強会があったら教えて!」とおっしゃいましたので、「・・・よろしかったら私がやらせて頂きますので、少しお時間を頂けますか?!」ということから始まりました。
原稿を書きながら思ったのは、「中医学は奥が深く、言葉でお伝えするのはかなり難しい!」という事でした。
「逆に学生時代から学んできた西洋医学の方が説明しやすいのではないかなぁ?!」とも思いましたね・・・。
今回のセミナーのきっかけを作って下さった方は、以前このコラムでもお写真に載って下さったSさんというヨガの先生です。
彼女はとても素敵な方で、人を癒す雰囲気を持たれた方です。私は毎日気功をしてますので、これからもずっと気功に専念しようと思っていますが、そうでなかったら「Sさんから是非ヨガを習いたい!!」と思わせるような方です(^^)V。
セミナーは、座学の後、皆さまと気功をする予定でしたので、定員を6名にさせて頂きましたが、当日たとえ参加者がSさんお一人でも全力でセミナーをさせて頂くつもりでした。
結局、天候その他のご都合もあり、おみえになったのは、SさんとSさんのヨガの生徒さん3人の計4人でしたが、その方たちは、なんとヨガ歴6~8年のベテランさんばかりでしたので、私は最初少し緊張しました。
ですが「類は友を呼ぶ」ではありませんが、笑顔の素敵な女性ばかりで途中から和気あいあいになり、私自身とてもやり易く、そして楽しませて頂きました。(皆さま、本当にありがとうございました(^^)!!)
今回は、あれもこれもとお伝えするのを止めて、本当に中医学の触りだけにしようと、「中医学の基本となる❝気❞と❝整体観念❞について」と「医学気功」についてお話をさせて頂き、気功の演習もして頂きました。
次回は、❝気❞を二つに分ける「陰陽論」についてのお話と、引き続き気功の演習もして頂こうと思っています。
名古屋の病院での初めての中医学のセミナーが楽しく終わりましたのも、Sさん始め受講して下さいました皆さまの素敵な❝気❞の力であり、当日滞りなく行えたのも水出先生と看護師の柴原さんのお陰です。
本当に本当に・・・感謝の一日でした。
これは熊の動きから発展したものです。効能は肩こり、四十肩、手の痺れ、心肺機能の活発化。
目の前に鏡があると想定してその鏡を思いっきり磨く動作をします。
気のつまりを改善し、気の巡りを良くします。
効能;肩から背中の痛みの改善
「震動功」万物は常に振動していて、止まっているものはない。
故に振動が落ちて来る状態というのは、固くて錆びている状態と言える・・つまり加齢した状態である。というところから、身体を振動させながら、ツボや身体の痛いところをさすって(擦法)身体を改善に導く方法です。
効能;加齢の抑制、気の滞り(気滞)の改善、外傷の改善、過食の改善