今は亡き私の瞑想の師匠、氏家(うじいえ)氏が、おっしゃってた言葉の一つに「答えは自分の中にある。」というのがあります。
当時はピンと来なかったのですが、先日あることがあって、納得しました。
ワンちゃんに針をうちながら、飼い主さん(Sさん)とお話していた時、「ももちゃんは、Sさんにこんなに愛されて幸せですね~。」と言ったところ、Sさんが「そう、とっても愛してるの!! 重たい愛なんだろうけどね~・・・」と何気におっしゃったんです。
Sさんは、お仕事柄弱者にとてもやさしく、人間的にもバランスが取れていて、且つ冷静沈着な方です。
でも、ももちゃんの事となると、ちょっと?!話は別です。
「ももちゃんが死んじゃったら、Sちゃんはどうなっちゃうのかしら・・・。」と仲良しの友達がいつも心配してらっしゃるそうなんですね・・。 私も心配です。
とは言え、Sさんは、「重たい愛なんだろうけどね~・・・」と、ご自身をちゃんと客観視してみえます(偉いっ!!)。
でもそのことにお気づきになれないが故に、動物さんのちょっとした症状に神経質になりすぎて、何度も何度もその子を覗いていくうちに、その気持ちに応えるかのように悪化していく子もいます。
その方がその事に気付かれない限り、その良くないループはずっと続きます。
「答えは自分の中にある。」
正にその通りですね・・。
とは言え、私も愛するムサシやケンが亡くなった後は、仕事中トイレに行っては泣く日が続きましたっけ・・。
彼らは、日々獣医をしている私の為に、「愛するものを亡くした飼い主さんの深い悲しみが分かるように現われたのかな~・・・。」と思う時もありました。
それが私の答えかどうか分かりません。
でも、全てとは言いませんが、やはり「答えは自分の中にある。」のでしょうね・・・。
それに気づかないのは、無意識の中で気づくのが怖いから気づかないでいるのか、それとも無意識にエゴが邪魔してるのか・・・。
生きてる間に、いろんな事に気づく自分でいたいと思う今日この頃です。
軽度の歩行問題で通院してくれているまめたちゃん。
数年前、まめたちゃんは免疫疾患に罹っていて、長い間薬漬けだったそうです。
お母さんはまめたちゃんの為に手作りご飯の勉強会にも行かれて、それもあってか今はとても元気です。
お薬の影響が今頃出たのか、先日肝臓の値が高かったので、鍼灸と肝臓のお薬とマコモ粉を飲ませて頂いています。
私が診察前にお車に呼びに行くと、車から飛び降りて喜んで診察室に入ってくれます(笑)。超可愛いです(*^^*)♡