こんにちは(o^^o)
ここ3日ほど寒い日が続いてますね!
今日診せて頂いたお膝の脱臼(膝蓋骨脱臼)の子は「元気はあるんだけど、寒くなってきてお膝をよく舐めるようになった。」という事だったので、診察台に乗せて頂いて後ろ足を軽く触ったところ、右足のお膝(膝蓋骨)がグルングルンと何度も外れていました。
鍼灸の治療は、脉診(みゃくしん)と言って、その子の状態を脈を診ながら判断して治療していきます。
その子は右のお膝が悪化していたので、右の脈がかなり弱かったです。
でも右足が悪い時悪い方の足を庇うので、健康な足に負担が掛かり、脈の強さが逆転する場合もあります。
この子は、ここ数日の寒さで膝蓋骨脱臼が悪化してしまったんですね。 膝に違和感を感じていたので、よく舐めていたんだと思います。
膝蓋骨脱臼に拘わらず、関節や骨の病気の子にご自宅でお灸(棒灸)して頂く時は、先ずは「腎兪」にお灸して頂きます。(五行論で言うと骨は腎と繋がっているからです。)
その後で両方のお膝にお灸して頂いています。
この子の飼い主さんはとてもワンコちゃん達を大事にされているので、この子と妹の同居犬二頭にほぼ毎日お灸されています。
ですが、この寒さのせいで、ちょっと悪化してしまったようですね・・。
とは言え、飼い主さんのお話では、お灸をするようになってから、動きも良くなったしお散歩もこんなに寒くても元気でたくさん歩くようになったとのことでした。やはりお灸の力はスゴイです!!
(うららちゃんお写真のご協力ありがとうございました╰(*´︶`*)╯♡)
※ 今日の「よもやま話」も、当院(リリー動物病院 東洋医学クリニック)のLINEに掲載したものです。
毎回「中医学の情報を提供して、皆様のお役に立てたら嬉しいなぁ!」と思いながら、発信しています。
その後でHPにも掲載していますが、忘れる事もありますので、宜しければLINEの方をご登録下さいませ。(HPのトップ画面にご案内しています。)