捨てる○○あれば、拾う神あり!!

コロナウイルスで、長期休みに学校に行けない子供を持て余した親が、ペットショップで犬や猫を購入して、「飼ったはいいけど、思いの外手間とお金がかかるのよね~。」と言う理由で、簡単に手放す人が増えているそうです。
それどころか、ペットショップでは「需要に合わせて犬猫の価格が高騰している!」との事・・。

動物達は、せっかく新しい家族に迎え入れてもらったと思いきや、そんな理由で手放され、保護センターに連れていかれ・・・彼らの運命は2つに分かれます。
運よく新しい飼い主さんに引き取られる子と新しい飼い主さんが見つからなかった子。
後者の子たちは殺されてしまうんですね・・。

ですので「何が何でも最期まで、その子の面倒をみる!」という覚悟を決めてから、動物たちを迎え入れて頂きたいと思います。

ところで、近年鍼灸治療にお見えになる飼い主さんで、保護犬や保護猫(事情があって飼えなくなったり、飼育放棄されて保護センターに引き取られた犬や猫)を飼う人が増えているのを感じます。

写真1の子は、飼育放棄(ネグレクト)されていた犬を保護団体が保護し、新しい飼い主さんが見つかったにも拘らず、そこでもまた飼育放棄され、ガリガリの状態で今の飼い主さんの所に来ました。

写真1写真1–

保護団体の担当獣医師に、「余命3ヶ月位かな〜。」と言われたとの事。「もっと元気で長生きしてね〜!」とKさんと私。

こういう子を譲り受けてくる度に、Kさんのお母さんは、「あんたは病気だね〜。」と苦笑されるそうです。

写真2の子は、ごめんなさい。飼い主さんにお聞きし忘れました! が、この子も同居犬の子も譲渡会で譲り受けたんだそうです。

写真2写真2–

先月から治療に来てくれているマサオ君。2年前から徐々に後ろ足が麻痺して今は車椅子生活です。

脾臓の腫瘍、緑内障などを乗り越えて今があります。Aさんの心のこもったケアにはいつも頭が下がります。

何回か飼い主が変わったり、虐待を受けた動物達は人に対してとても警戒心の強い子になります。ですが、新しい飼い主さんの元でたくさんの愛を受けると、顔つきも優しくなり、甘えん坊さんになるんですね・・。
正に、捨てる〇〇あれば、拾う神ありですね。みんな幸せそうで私もホント嬉しいです(*^_^*)。

コロナウイルスの検査やワクチンについてのテレビ以外の情報を知れば知るほど、胸の内がスッキリしない日々を送っていますが、今日はほっこりする情報をお伝えしてみました。
皆さん、元気で行きま笑~ヽ(^o^)丿♡

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