『こんにちは、リリー動物病院 東洋医学クリニックの工藤ゆり子と申します。』

私は、この度名古屋市昭和区にて開業しました「リリー動物病院 東洋医学クリニック」の院長 工藤ゆり子と申します。
当院は、鍼灸・推拿(すいな)・漢方薬などの東洋医学(中医学)中心の治療をする病院として、10月3日に開業致しました。

元々は、22年前より知多郡阿久比町の「リリー動物病院(旧清水動物病院)」で、内科・外科などの一般的な西洋医学の治療をしておりました。(現在も二人の女性獣医師が一般治療させて頂いております。)

11年前に、あるご縁で『小動物中医学研究会』という勉強会に所属し、そこで山内健志先生より東洋医学(中医学)を学ぶうちに、「今まで自分が習ってきた西洋医学とは全く違う観点での病気の捉え方」に深く感銘致しました。
その後山内健志先生方が立ち上げられた東京の『日本獣医中医薬学院』に3年間通い、今日があります。(この10月から本学院のマスターコースに通い始めております。)

山内先生がよくおっしゃる言葉で、「心身一如」という言葉があります。
「心と身体は繋がっている。」という意味ですが、人も動物も精神的なストレスが溜まってくると、肝や心などを傷め、それが思わぬ症状に繋がったりすることがあるのですね・・・。
鍼灸等の治療で、私達とご縁があって一緒に暮らしてくれている動物たちが元気になってくれる為のお手伝いができれば、私は本望だと思っております。
今現在私は、阿久比町の本院と往復しておりますので、名古屋での診察は限られた曜日になってしまいますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

追伸;「はぁ~?! 犬猫や兎に鍼灸なんてするの??」と不思議に思われる方が多いと思いますが、何かお尋ねになりたい事がありましたら、どうぞお気軽にお電話でお問い合わせ下さいませ♪


金木犀

ふぁ~・・っと金木犀が素敵に香る季節となりました!
名古屋から帰宅すると、ムサシ(我が家の愛犬;約3年前に没)の運動場から香ります。
今はもうムサシの姿はありませんが、この木の下でムサシが寝転んでいた姿を思い出して思わずうるうる来てしまいました。
時は流れ、変わらないものは何一つとしてないですが、ムサシとの思い出は大切にしたいと思います。

日本獣医中医薬学院で一回目のマスターコースの実習

10月16日、日本獣医中医薬学院で一回目のマスターコースの実習。
マスターコースは、学院を卒業した後、一年間推拿(すいな)コースを経て、さらに気功も学びたいと思う獣医の為の二年間のクラスです。
講師養成という意味合いもあるようですが、とにかく山内先生の高い志について行きたいと思います。そして目の前の動物さんに最小数で正しい鍼を打ちながら、気功も組み合わせて元気になってもらえたらと思います。

須賀助ちゃん

須賀助ちゃんとパチリ。
助ちゃんは、突然椎間板ヘルニアの症状が出て、「手術は避けたい。」とのことで当院にお見えになりました。
初診時、後ろ足がふらついていましたが、3回目の治療の時には結構しっかりしてました。
さすが飼い主さまはヨガの先生をしてらっしゃっるだけあって、穏やかなゆったりとした気の中で治療をさせて頂き、私はとっても癒されました。(あれ~?!逆なんじゃないの?!ってか・・・ですよね・・(苦笑)!)

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