『陽気を身体に取り入れるー①』

仕事柄、私は朝病院に入ると、帰宅は夜になるので、季節感を感じる場面が非常に少ないです。
ですので、阿久比で開業して以来22年間、殆ど陽の当たらない所におりました。
それでも自宅からの通勤時には、春の朝はキジの声、夏はセミの声、そして秋の夜は虫の声を聞き・・・、それなりに季節感はありました。

名古屋の病院で開業してふた月弱ですが、病院に泊まる日は、全く外に出ないので、尚更陽を浴びる機会が減りました。
それで最近は、朝日を浴びながら、‟練功”(れんこう)をすることにしました。

‟練功”は、日本獣医中医薬学院を卒業した後、二年前に研究科で推拿(すいな;体表面を推したり摩ったりして病気の治療をする方法)と同時に学んだ気功の一種です。

身体を揺すったり、決められたポーズや体操をすることにより、①体力を増強し、②胃腸運動を調節し、③呼吸も調節し、そして④意念(精神意識)の調節を可能にします。

朝、仕事前に30分間、‟練功”をすることで、上の4つの効果を得られ、私自身の気が上がるのを感じます。(最近は足腰の冷えも感じにくくなりました!)
そして‟練功”をした日は、鍼灸の治療をしていても、疲れ難くなり、よりスムーズに治療することが出来ています。

練功

朝、病院の駐車場で通勤の方を見送りつつ、一人で‟練功”をしています。
「おはようございま~す。今日も元気で過ごしてさいね!」と言いたい気持ちを抑ています(笑)。

‟練功”と共に最近やっている事があります!
それは手の‟労宮”のツボに太陽の光を充てることです。
中医学的な考え方で自然界の万物の本質は‟気”と捉えるのですが、陽(陽気)と陰(陰気)はお互いに統一したり対立したりしながら、バランスを取っていると言われています。(陰陽五行論)

労宮

阿久比の病院で‟練功”の前に、‟労宮”に太陽の光を充てているところです。
太陽の陽気をふんだんに労宮から取り入れ、地球の気・宇宙の気も取り入れると、心と身体のエネルギーが上がるのを実感します。

ですので、私の様に‟陽気”の少ない生活を長い間していると、陽が不足し寒がりになります(陽虚)。それで、最近は毎朝‟練功”の前に、‟労宮”にたくさんの陽を浴びさせて、身体の中に陽気を入れるようにしています。
お陰さまで最近は体調がすこぶる良いです。
これらは本当にお勧めです!

ハロウィンのお洋服姿

先日、名古屋の病院に来院してくれた三輪ブン太ちゃん。
ハロウィンのお洋服姿がとても可愛かったので一枚お願いしたところ、ちゃんとカメラ目線になってくれました!

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